なりっしーの「それ行け!中高年!」

アクティブな中高年を目指して

ディープな津軽半島の旅~うまい蕎麦、いい温泉、甘いとうもろこし

こんにちはー 中高年のなりっしーです。

高山稲荷の千本鳥居に圧倒され、次は『嶽きみ』を買いに行ってきます。


🐕『【だけきみ】ってなんすか?』

👦『あー、津軽弁で【きみ】と言ったらとうもろこしな。岩木山西部の嶽(だけ)高原で栽培しているとっても甘ーいやつ。嶽で採れるとうもろこしで【嶽きみ】や。』

 

🐇『へぇー、そんなに甘いんだ。』

👦『糖度が18~20度で生でも食べれるぞ。さぁーレッツゴー!』

 

▲沼越しの岩木山

台風の影響で頭から雲が取れません。

さてお昼どうしようかなと思いながらもこれといったものがなく、鰺ヶ沢からどんどん山道に入っていきます。

🐇『じいちゃん、お腹空いたよー。』

👦『そうやな、でもこんな山奥まで来たらなんもないな。』

🐕『えっ、蕎麦ののぼりあるっすよ。』

👦『こんな山奥に都合よく蕎麦屋があるわけないやろ・・・あっ、ほんまや。』

 

時間は13:00過ぎようかというのに車が数台停まってます。かくれた名店なのか?

いかにも民家を改築して開店したような手打ち蕎麦のお店です。

お店に入ると2組のお客さんが待ってます。ご主人が厨房でワンオペ、おかみさんが接客と会計を担当してるみたいです。回転率は悪いみたい。

順番が来て案内されます。

👩‍🦱『お待たせしました。お一人ですか?』

👦『ハイ。(実はあと二人いるのだが)』

👩‍🦱『ではこちらへどうぞ。』

と広間へ通される。

 

▲シンプルでややお高めな値段設定

🐕『どれにしますか?』

🐇『どうせならトッピングしたいね。』

👦『そうやな。じゃー、えびおろしにするか。』

オーダー・・・結構待ちます。

 

▲ウニ? みたいなノリだった

🐕『白っぽくていかにも手打ちって感じっすね。』

👦『そうやな。経験上、これは期待できるぞ。』

🐇『つゆを多めにドバっとかけて・・・いただきまーす。』

ズズズッ。

👦『うまーい!コシがあってのど越しもいいですな。』

🐕大根おろしも適度な苦みがいいアクセントっすね。』

🐇『エビの天ぷらサクサクだよ。』

👦『箸休めの自家製漬物もいい漬かり具合。』

 

これは大当たり。とても美味しかったです。

気分がいいので温泉に行きます。

 

岩木山の麓 ゆだんの宿

 

▲歴史を感じる玄関

🐇『〈御入浴だけのお客様も歓迎いたします〉って書いてあるよ。』

👦『ありがたいねー。』

🐕『玄関前にちゃんと表示してあって親切っす。』

ガラガラガラ・・・誰もいない。

受付みたいな窓のところに呼び鈴がある。

🐇『あー、やりたいやりたい。』

🐕『うさ君、どうぞっす。』

チーン!

『はーい!』と奥から女性の声。

👩‍🦱『お風呂ですね、350円です。』

🐇『温泉、350円って安っ!』

年季が入った廊下を進み脱衣所へ。いい雰囲気のお宿です。

▲先客が2人いましたが出た後で撮影

 

檜のいい香りです。決して近代的ではありませんが、贅沢な脱衣所です。

ガラガラの扉をあけて、いざ入湯!!

▲先客が2人いましたが出た後で撮影

扉を開けた瞬間、鉄の匂いがします。決して規模は大きくありませんが贅沢なお風呂です。ちょっとした庭園が見える大きな窓で半露天気分を味わいます。

 

🐇『わー、いいお風呂だね。』

🐕『温度はやや熱めでいい感じっすね。』

👦『じっくりと肩まで浸かって、額に汗が出てきたら一度あがってクールダウンや。』

🐇『外から入ってくる高原の風が気持ちいいねー。』

🐕『これで350円は最高っすね。』

 

いい温泉でした。すっかり長湯をして本命を忘れてます。

いよいよ『嶽きみ』を買いに行きます。

ゆだんの湯の前の道に嶽きみ直売所が集中してます。人気店の前は軽く渋滞もするほどです。

▲人だかり

Lサイズ1本200円。実家お持ち帰り用も含め25本購入。

10本に1本おまけつきです。

 

▲相変わらず頭の雲はとれず

▲実家で茹でてもらった

👦『つぶがビッシリ。しっぺい君、食べてみ。』

ガブリ

🐕『うわっ、味が濃いっす。うさ君も食べてみて。』

ガブリ

🐇『うわっ、ジューシー。甘いね。』

👦『ブランド化してるだけあって、さすがに美味しいね。今日は大満足だね。』

 

明日はいよいよ愛知県に帰ります。

ではまた。