こんにちはー 中高年のなりっしーです。
お盆休みの帰省がてら、津軽半島を旅してきました。他にも色々と見どころがありますのでまた来年行こうと思います。
さて、お昼ご飯食べたしそろそろ愛知県に向けてまたロングドライブといきますか。
🐇『大っきいじいちゃん、大っきいばあちゃん、じゃあね。』
本物のひ孫に会わせたかったけど写真で我慢な。
👴『いぱんだだけんどはっけでじこすなど。』
🐕『ダメダメ!字幕スーパー出してください!!』
👦『変な道路走って事故すなよ。』
👵『どんでもいいはんでやすみやすみいげど。』
👦『何でもいいから休み休み行けよ。』
🐇『津軽弁はむずかしいな。』
津軽弁で思い出すのが日本一短い会話のこと。
小学5、6年生の頃だったと思うが、担任の先生がこれおもろいからと言って授業中に「伊奈かっぺい」のカセットテープを聞かせてくれた。
シチュエーションは津軽の冬、しんしんと雪が降っている夕方であたりはもう真っ暗。
ポケットに凍える手を突っ込み背中を丸めて家路を急ぐAさん。
すると風呂敷包みを手にしたご近所のBさんとばったり出会う。
そしてあの日本一短い会話がすれ違いざまに交わされる。
Aさん『どさ』
Bさん『ゆさ』
『どさ』、『ゆさ』これだけで会話が成り立ってしまう津軽弁、恐るべし。
これを標準語で訳してみるとこんな感じか?
Aさん『あららBさん、こんな寒い雪の日だってのにそんな風呂敷包みもってどこへ行きなさるんですか?』
Bさん『あららAさん、今夜は寒くなりそうなんで銭湯にでも行って温まろうかと思ってます。』
めちゃくちゃ寒く、雪もばんばん降っているときに立ち止まってこんな長々と会話してたら口の中に雪が積もってしまうんだって。
だから津軽の人は口をあまりあけず、言葉も省略してしゃべるんだそうですよ。
🐕『そんなことはないっすよ。』
津軽人のなりっしーが、「ゴールデンカムイ」に出てくるアイヌ語のいくつかが津軽弁に共通していることに気づく。
アイヌ語でアチャはお父さんとかの意味だが、津軽弁ではお母さんをアッチャ、お父さんをトッチャと言ったりする。
🐕『うーん、こじつけ感たっぷりっす。』
あとはこのマキリ。津軽弁では(キ)が訛り、マギリとなるが小型の包丁のことを言います。
▲画像借りました
これはモッコ。普通にじいちゃんの家にありました。背負ってお手伝いしたこともあります。
▲画像借りました
むかーしむかし、津軽海峡をはさんで北海道と青森で文化の交流があったのだろうとしみじみ。
津軽弁いろいろ
【しゃっけ】冷たい
【ちゅい】強い
【さすね】うるさい
【ゲボする】はばげる
🐇『ホントに日本ですか?』
🐕『なりっしーさんは普通にしゃべってたんすね。』
👦『そうや。青森に帰省して2~3日すると慣れるけど、慣れたころに愛知に帰らんといかん。帰ってから津軽弁が抜けるまでまた2~3日かかっちゃうな。』
🐕『バイリンガルも大変っすね。』
▲ピラミダルな山容の岩木山
ようやく全貌を見せてくれた岩木山。津軽富士とも呼ばれるきれいなお姿。
今年の見納めです。
一般道をえっちらと走り新潟県に入りました。
深夜割引を狙って24:00すぎに北陸道に入り、すぐに関越道へ。途中のパーキングで仮眠をとります。
翌日は娘と孫がいる埼玉へ寄り道します。約1週間ぶりの孫、うさ君と再会します。
ちょっと会わないうちに大きくなったかも? 気のせい?
名残惜しいですがあさってから仕事が待ってますので帰ります。
▲大渋滞
圏央道で車両火災発生。通行止めだそうです。仕方なく関越道を終点まで行き、都内を走り東名に乗ります。都内の一般道ってなんかドキドキしますね。
東名に乗った途端に大渋滞です。さすが大都会。青森では考えられません。
ふー、何とか夕方に自宅に帰ることができました。
▲最後のトリップメーター
帰省の往復と帰省中の運転で走った総距離2,515㎞。
孫の分身うさ君
🐇『じいちゃん、おつかれさん。』
名犬のしっぺい君
🐕『なりっしーさん、お疲れ様っす。』
👦『二人とも長い道のりお疲れさん。お供してくれてありがとう。またどっか行こうな。』
自宅に着いたばかりですが、今度の休みはどこ行こうかなと思案中です。
🐇🐕『ちょっとは休めや!!』
ではまた。