こんにちはー 中高年のなりっしーです。
前回の引本港偵察釣行で水深が深いことが分かったので、紀州釣りが有効なのでは?と思い、初めてダンゴを握ってみました。
🐕『紀州釣りってどういう釣り方っすか?』
👦『サシエをダンゴで包んで投入し、エサ取りをかわして底にいるチヌをダイレクトに狙う釣り方。江戸時代に和歌山の紀州藩が行っていた釣り方が発祥らしいぞ。って、だれ?』
▲左側は霊犬早太郎、右側はしっぺい太郎
🐕『私、右側のしっぺい太郎と申します。よろしくっス。』
👦『あー、右側のしっぺい君ね。釣りのことあまり知らないようだからこれから色々と勉強していくといいよ。』
🐕『あざ~す。紀州釣りで何が釣れるんすか?』
👦『乗っ込みのチヌだよ。』
🐕『チヌ? どんな魚っすか?』
👦『えっ?チヌ知らんのかいな。じゃー後で釣ったやつを見せたるわ。』
▲『釣りえさのイワキ』さんオリジナルのダンゴ用配合
🐕『ふむふむ、これが紀州釣り用のダンゴになるやつっすね。』
👦『集魚剤、ヌカ、砂とかを配合してるみたいやね。いつものフカセだったらこれにオキアミとかも混ぜ込んでやや緩めに仕上げるけど、ダンゴは初めてだから水の加減に注意せねば。』
🐕『サシエはこれだけっすか?』
👦『初めてだから無難にオキアミだけ。他の人はボケやサナギ、コーンとかつける人もいるらしいよ。』
🐕『これがタックルっすね。』
👦『たまたま棒ウキ持ってたからセットしてみた。今まで使ったことなかったけど。』
🐕『いよいよダンゴ作りっすね。水の加減はどうっすか?』
👦『うーん。正直正解が分からんな。フカセだったらもっとシャビシャビなんだけど。とりあえずやってみるか。』
▲初めてのダンゴ作り
🐕『ここから握っていくわけっすね。』
👦『にぎにぎ、にぎにぎ・・・なんかパサついて固まらんな。』
🐕『もっと固く握るんじゃないっすか?』
👦『にぎにぎ、にぎにぎ・・・おっ、なんかそれらしくなってきたぞ。』
▲ダンゴ1号
👦『で、できた。結構力がいるな。』
🐕『できましたねー。お見事!さすがっすね。』
👦『そォ~~?🤗 じゃー投入するよー。』
🐕『ドボン!!結構派手な音がしますね。』
👦『水深は約10m、5.4mのロッド約2本分でスタート。』
🐕『あれれー、棒ウキが沈んじゃいましたよー。』
👦『ちょっと浅かったか、にぎにぎ、にぎにぎ・・・もうちょっと深めにしてみようか。』
🐕『ドボン!!今度は棒ウキが半分ぐらい入ったところで止まりましたね。丁度いいみたいっすね。』
👦『よォォーし!!(ガッツポーズ) 寝ウキだからこれでダンゴが割れると、ウキが上がって寝るはず。』
🐕『なるほどっす。あっ、ウキが上がって横になった。割れた証拠っすね。』
👦『よォォーし!!(ガッツポーズ) これであたりを待つだけ。』
🐕『あっ、ウキがピクピクいってるっす。』
👦『アタリだー、どりゃー。ん? 感触すくなー。』
▲10mのドン深でネンブツダイ
🐕『なりっしーさん!これがチヌっすか?』
👦『いやいや、これエサ取りのネンブツダイね。』
🐕『チヌじゃないんっすね! じゃー次行きましょうよ。』
👦『おうよ。にぎにぎ、にぎにぎ・・・ドボン!』
🐕『あっ!またアタリっすよ。』
👦『どりゃー!・・・軽っ。』
▲小ベラちゃん
🐕『なりっしーさん!これがチヌ・・・』
👦『いや、ちがうから。エサ取りをかわすつもりがエサ取りばっかやな。』
🐕『次お願いします。ドボン!』
▲ミニがしら
🐕『なりっしーさん!これ・・・』
👦『ちがーう!! こんなはずでは・・・😰』
▲ネンブツ再び
🐕『なりっしーさん?・・・』
👦『・・・』
▲サバサバ
🐕『なりっしーさん?・・・』
👦『・・・』
🐕『たしか紀州釣りは表層のエサ取りをかわして、底にいる乗っ込みチヌをダイレクトに狙う釣りのはずっすよね?』
👦『・・・』
🐕『これじゃーエサ取りダイレクトじゃないっすか。』
👦『・・・』
🐕『チヌはいつになったら見せてくれるんすか?』
👦『もう勘弁してくれーー😭😭😭』
結局ネンブツ、ベラ、がしらを繰り返し、チヌが釣れることはありませんでした。
初めてダンゴを握りましたが、握るのが面倒くさく、結構な力が必要で後半は腕がつりそうになりました。うーん、次回はないかもしれません。
🐕『えー? チヌが釣れずに、腕がつったんすか? うまいこと言ってごまかそうとしてないっすか?』
👦『もう勘弁してくれーー😭😭😭』
ではまた。
今日の釣行費(4月1日)
エサ代1,155円
高速代2,380円(片道、ガソリン代含まず)
合計3,535円