なりっしーの「それ行け!中高年!」

アクティブな中高年を目指して

山梨から長野へブロック割利用の旅⑥完結編

こんにちはー 中高年のなりっしーです。

寄り道が多く、なかなか進まない私たち。ようやく『おんばしら館 よいさ』まで来ました。

 

駐車場はほぼありませんので、下諏訪大門郵便局の駐車場を利用しました。無料ですが競争率激しいです。一通になっており出口付近に空きが出やすいです。ダメそうならもう一周しましょう。

さて『おんばしら館 よいさ』です。先ずは入ってすぐ左で受付。入館料大人300円です。支払いと同時に係りのおじさんがやってきて館内を案内してくれます。

展示順路に沿って説明を受けます。

そもそも御柱祭りは7年に一度、寅と申の年に宝殿を造営し社殿の四隅にある御柱を建て替える祭り。

御柱はクリスマスツリーでお馴染みのモミの木を使用。国有林を切り出し(本宮、前社、春宮、秋宮各4本ずつで計16本)、各地区の分担で市街地を曳行し、各社の四隅に建てます。

一般的にテレビ等で見ているのは急坂を木が滑り落ちてくる場面で、曳行中の過程であることを初めて知った。館内でもビデオが流れていたが、いやー危ない危ない。まさに奇祭。

曳行するロープもぶっとい。ロープだけでも100kg以上ありそう。

初めて知ることばかりで驚きながら進んで行き、ある施設の前まで来た。別料金(200円)かかるが、木落体験ができるという。

御柱にまたがり、前方のモニターで急坂を滑る場面を映し、丁度落ちるところで御柱のケツが上がって前荷重になるシステム。

浜松エアーパークでVRを体験しちゃった私たちにはチープに見えてしまいます。

 

narisshiblog.hatenablog.com

 

まぁーでも、ここまで来たら全力で楽しもうということで200円課金してやってみることにした。

木落体験

さぁー、上映スタート。係りのおじさんは中高年の夫婦二人を相手に『よいさ!よいさ!』とあおってきます。おじさん一人だけ奮闘させるわけにもいかないので、中高年夫婦も『よいさ!よいさ!』と掛け声を発します。

おじさんと中高年夫婦で掛け声を発しているシュールな絵です(笑)

木落体験

急坂のてっぺんまで来ました。『よいさ!よいさ!』

木落体験

発射!と同時にまたがっている御柱のケツが上がり、前荷重に。おっ、なかなかの臨場感です。よく見ると角度も急で高度感もあります。
『黄色いにーちゃん危なーい!』思わず声が出てしまいます。

 

木落体験

ゴゴゴゴゴーーー!(振動はありません)

木落体験

ウォーーーーーー! すごいスピード! なのになぜ寄ってくる?

木落体験

御柱が横に回転して・・・

木落体験

ようやく止まりました。
黄、赤、青、白、各部落の色だそうです。それにしてもすごい数の見物客が下におる。

200円の割にはめっちゃ楽しめました。ちなみにこれらの画像は係りのおじさんが撮ってくれました。

 

御柱祭りを勉強した私たち。これから実際の木落坂へ向かいます。

木落坂

肉眼ではすっごい急斜面です。
落とした御柱で地面が削れ、途中で止まってしまったり、スピードが落ちたりするので笹を植生させているんだそうです。

木落坂

どれほど急な坂なのか確認した私たち。次は下社春宮に向かいます。

御柱御柱

御柱御柱

春宮の御柱4本コンプリート。

諏訪大社 下社 春宮春宮の御朱印

歴史ある春宮と御朱印

下諏訪地区のマンホール

春宮から外に出るとこんなマンホールが。みんな『よいさ!よいさ!』言ってますね。

ここから秋宮に向かいます。

秋宮の青銅製狛犬

『青銅製の狛犬はとっても珍しいんですよー』、と後ろから来たバスガイドさんが説明してた。

秋宮の御朱印

秋宮の御朱印

御柱御柱

御柱御柱

秋宮の御柱も4本ゲット。

この時点で午後3:00。とても上社へ寄る時間はありません。上社本宮と前宮はまた今度にします。

さぁー、お楽しみの締めの温泉です。

下諏訪地区に別れを告げて岡谷ICから中央道に乗り名古屋方面へ走ります。途中夕立のような激しい雨に見舞われますが、ガラコのおかげで快適です。

伊那ICで下車し国道361号で峠を越えて国道19号に出ます。少し南下し福島宿の手前で右折すると再び国道361号となります。

開田高原方面へとずんずん進んで行くとお目当ての温泉左の看板が出てきます。左折した途端道が狭くなり、一気に山に向かう感じです。

えっ、道合ってる?と思い始めたその時、右側に出てきました。

『きそふくしま温泉 二本木の湯』です。

 

ここの温泉は炭酸泉です。今までいろいろな温泉に入りましたが、あまり炭酸泉って記憶がありません。温泉関係のブログとか見ていると炭酸泉の記事があり、皆さん気持ちよさそうな記事ばかりです。せっかくなので帰り道ちょっと脇に逸れて寄らせて頂きました。

温泉の正面玄関

入口を入ると右側が休憩スペース。畳なので風呂上りにゆっくりできそう。食事もできますが閉まってました。左側が浴室で正面が受付です。
大人620円ですが、ここのHPで割引券をプリントアウトし550円で入湯です。

レトロな鍵付きロッカー

左側奥へ進むと浴室入り口前に、いい味出してる鍵付きロッカーがあります。脱衣所はカゴ方式なので貴重品はここに預けます。
全裸になって、いざ入湯。先客は2人。失礼しまーす。

温度はやや熱めでちょうど良い。匂いはない。気になる炭酸具合はーー?

観察するために静かに浸かっていると体の周りに小さい気泡が付きだす。おっ、これかー炭酸。しばらくして腕を動かしてみるとシュワシュワーと気泡がはじける。おもしろー。

体にたっぷり気泡をつけようと、しばらくじっと浸かってみる。顔から汗が出てくるのがわかる。んーー、まだまだ。

気泡はどんどん増えて大粒になってくる。額の汗も滴り落ちるようになってきた。よしっ、今だ。全身に付着した気泡が一気にはじける。ボコッ、ボコッ(決しておならではない)おーー、気持ちいい。

泉質はサラサラ系だが、なんか肌のスベスベ感が半端ない。ような気がする。じっとしてたせいか、いつもよりも汗がすごい。これが炭酸泉効果なのか?

露天がないのが残念。ポカポカで風呂から出て、休憩スペースへ。汗が止まらん。扇風機独り占めでようやくクールダウン。

ご馳走さま、いい温泉でした。

温泉から出て駐車場に戻る土手にきれいなお花が群生してました。名前がわからないがあまりにもきれいだったのでパシャリ。

青いお花の群生


今回の旅を振り返る。身延でゆるキャン△聖地巡り。ホテルでヨーグルト爆食、温泉出てアイス。朝も温泉出てアイス。

諏訪湖へダイブして絶品塩そば堪能。『君の名は。』のモデルは諏訪湖だったことを確信。

御柱祭りを歴史から勉強し、木落体験 よいさ!よいさ!

諏訪大社の半分だけ巡り、シュワシュワの炭酸泉満喫。

 

今回もいい旅でした。

ではまた。